良く出来たお話し⑤ 京アニ事件への一考察 |
京都アニメーションという会社が襲撃されて35人もの人命が喪われ、今もまだ病院で苦しんでいる人びとがいる。この卑劣な襲撃事件を起こした犯人は警察が確保した時に「パクリやがって、社長を出せ」と言ったという。小説を盗まれたと思っていることが原因の犯行と考えられているようだが、それが妄想か事実かは判らない。許されざるテロだがほかに幼少時からの万引き常習、強盗と下着泥棒の前科があり統合失調症の患者だとも報道されている。事件が起きてすぐ5ちゃんねるに最初のスレッドが立っていた。小説→盗作→統合失調→犯行。これをキーワードに犯人と精神疾患患者に対して、そして同時になぜか集団ストーカーの被害者に対してもあらゆる罵詈雑言が発せられていた。犯人に対する罵詈雑言はごもっともだが、待ってましたとばかりに集スト被害に対してもとなると、これはどうも臭い。
これから書くことはこの犯人を擁護するためのものではないことを始めにお断りしておきます。
出版社(編集者)と作家が応募原稿等から言葉や発想をパクる、あるいはアイデアからヒントを得るというのは日常茶飯事だと思いますよ。ただね、これは余程のことがない限りまず証明できません。自分のつくった言葉自体、自分独特の表現を用いたつもりでも、それは古来からある言葉の使い方に過ぎないのだから。アイデアにしても相手に「昔から温めていたアイデアだ」と言い切られたら無理矢理吐かせない限りは証明出来ないわけです。だから私は警察でも検察でも弁護士でも出版関係者相手にも、小説をパクられたと訴えたことが一度もありません。盗聴・盗撮・尾行に依ってモデルとされ、職場や往来で年がら年中ケンカを売られるとか写真を撮られるとか、何よりも住居に侵入するストーカー行為を、山ほどある状況証拠と幾つかの実証拠を挙げて訴えてきたわけです。もちろんこのブログでは剽窃のことも書いていますが、司法関係や捜査機関に対して証明出来ないことを主張すれば精神疾患を疑われるのがオチですから言いません。
この青葉真司という犯人がもし本物の統合失調症だとすれば、たとえば小説を書いたとしてもそれはおそらく小説と呼べるものにはなっていないはずです。当然一次予選で落とされているでしょう。ところがです。小説とはなり得ていないとしても、その一部に、ほんの一行でも何らかの奇抜な、あるいは独特なアイデアがあることは否定出来ません。もしそれを「面白い」と下読み(数百、数千という応募原稿を一次選考で読んでいく者たち) がキャッチしたとしたら?はっきり書きましょう、おそらく使います。もしくは売れている作家に使わせることもあり得るでしょうね。ちなみに私にはこの業界のシステムがまったく理解出来ないのですが、大勢いる下読みというのは、じつは編集者のほかに売れない作家や作家志望者や学生のバイトなのだそうです。簡単に言うと、出版社は作家予備軍と売れっ子作家予備軍を始めから大勢抱えており、その下読みたちは一社の専属ではなく出版各社を横断しているという事実です。作家が作家に賞を与えているようなバカげた状態以上に、作家志望者が作家志望者を選んでいたなんて、悪い冗談にもほどがあります。
集団ストーカーの被害を受けている人たちは充分ご存知のことですが、集スト側は小中学生の子供を使いますよね。同時に狂人もたびたび利用します。一度や二度じゃない。これは私が相手を中傷するために狂人と表現しているのでなく、喧嘩を売ってきても何を言っているのかぜんぜん解らない本物の精神疾患患者のことです。創価学会にはその手の人材に事欠きません。おかしいのが入信したのか入信したからおかしくなるのか知りませんが、青葉にも創価学会との接点があったことが週刊誌で報道されました。
長い期間のそんな経験から今回の事件を考えてみると、この犯人が70人に近い罪のない人びとを殺傷していることから異常者であることに間違いありませんが、ただ本当に小説またはその一部分や一アイデアを盗まれたから犯行を行ったのか。それもひとつの可能性ですがネットではNHKとの関連を疑う声が日増しに強くなっています。普段はつねに閉まっているシャッターがNHKの取材陣が入るはずだったその日の一時間ほどだけ空いていたことを犯人が知っていたのではないか。知っていたとすればその情報をどこから得たのか。取材に入る予定のディレクターと犯人には面識があったはずだという声も挙がっています。昨日その疑いをNHKは完全否定したようですが、もし事実だとしても認めないでしょう。例を挙げると朝ドラがカルトに汚染されてすでに20年近くになることは知る人ぞ知る話です。それまで安心して観ていられた大河ドラマも昨年の『西郷どん』の途中から泉ピン子と笑福亭鶴瓶の両創価学会員が出演し始めると、西郷の敵の島津久光役が突然カメを飼い始めるというふうにキャラクター造形が一変するわけです。それが創価(と後ろに控えるシナと朝鮮)の圧力だとNHKは認めるでしょうか。認めませんよ。それと同じです。
集団ストーカー側が精神疾患、特に統合失調症(精神分裂病)患者を利用すること、そしてこれまで精神疾患患者に仕立て上げてきたことを考え合わせると、今回の事件は犯人が小説を盗まれたと妄想で思い込んだという可能性と、実際に一部やアイデアが盗まれていた可能性のほかにもうひとつ、犯人がコントロールされていた可能性も出てきます。つまり、その大量殺人事件を起こすように仕向けられた可能性です。盗聴・盗撮・尾行に加えて様々な嫌がらせをしていればありとあらゆる仕掛けによって一人の人間の生活どころか人生までどうにでも出来てしまうのです。これは都市伝説ではなくこの国で行われている現実なのです。「余裕がねぇんだよ!」と青葉某に怒鳴られたと隣人が証言しています。これも非常に匂うセリフです。
30日、京アニ側弁護士が青葉の小説が投稿されていたことを認めました。八田という社長が「原稿が応募されていたことはない」と断言していたことと正反対の展開になったわけです。なぜ社長は「ない」と断言したのでしょう。ふつう調べるでしょう。調べてから答えるでしょう。社長のこの対応にも非常に違和感を覚えます。八田社長は少なくとも青葉の存在を知っていたと視るべきではないでしょうか。
国はまずは法を改正して、心神喪失であろうが責任能力がなかろうが犯人を必ず法廷に立たせるべきです。でなければ力の強い者によって真実が曲げられてしまうのです。今回の事件が同情の余地なき卑劣な無差別大量殺人であることと、青葉某の受けたかも知れない個人的被害は別物です。それを法廷ではっきりさせることです。そのうえで死刑に処すべきでしょう。事件が起きて誰たちが最初に反応し喜んだか。真相が公けにされることはないでしょうが、答えはもう明かされている気さえするのです。
最後になりましたが、罪もなく殺害された35人の方々とご遺族に謹んで哀悼の意を表すとともに、今もまだ病院で苦しんでおられる多くの方々の一日も早い回復をお祈りいたします。